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2009年06月05日

足利事件

1990年当時3歳の女児が誘拐されて殺害されてた事件です。
逮捕から17年たっていて無期懲役が確定しています。

菅家利和さんが申し立てた再審請求で、東京高検はDNA鑑定の結果をもとに「無罪を言い渡すべき明らかな証拠に当たる」とする意見書を東京高裁に提出しました。
これを受けて菅家さんは逮捕から17年を経て、刑の執行が停止されました。

東京高裁は、すみやかに再審を開始し無罪が確定する見通しとなりました。

冤罪で17年も刑務所に入れられたら気が狂いそうになりそうです。
もし、自分が何の関係もない事件で牢屋に入れられたらと思うと恐ろしくなります。

私の知人で、道路交通法違反で、半年ほど刑務所に服役した人がいます。
「2度と刑務所には入りたくない。塀の中は人権なんてない。」
と言っていました。

「私は無実。自分の人生を返せ」と言う菅家さんの叫びは当然のことだと思います。

DNA鑑定の精度が格段に増して20年経っても99.9%以上の精度で鑑定ができるようになったそうです。
凶悪な犯罪に時効は必要なくなったのではないでしょうか。

これを機会に逃げ得はなくした方が良いと思います。  
タグ :足利事件


Posted by ユジーン at 14:10Comments(0)独り言